田植え前の大事な仕事「筋巻き(すじまき・種まき)」とは?
【田植え前の大事な仕事「筋巻き(すじまき・種まき)」とは?】
今日は筋巻き(すじまき・種まき)を行いました。
田植えを前に「筋巻き(すじまき)」という大切な作業を行います。
これは、苗を育てるための“苗箱”を準備する工程で、お米作りの最初の一歩になります。
まず、専用の箱に土を敷き、その上にコシヒカリの種もみをまんべんなく筋状にまいていきます。これが「筋巻き」と呼ばれる理由です。
種をまいたら、さらに薄く土をかぶせて、しっかり水を与えます。
こうして作られた苗箱は、温度と湿度を管理しながら苗代(なわしろ)で大切に育てられ、田植えの頃には丈夫な苗へと成長していきます。
筋巻きの丁寧さが、のちのお米の出来を左右すると言われるほど重要な作業。
農家にとっては、春の訪れを感じる特別な時間でもあります。
今年も一箱一箱に心を込めて、魚沼産コシヒカリの季節が始まります!